在宅主治医・在宅協力医・後方支援病床の調整
市民の皆様が万が一、在宅医療が必要となった時に、より安心して在宅療養していただくために福井市医師会は様々なバックアップをさせていただきます。
在宅主治医とは？
基幹病院等を退院したあとに、通院ができないために在宅へ移行する際に、紹介元のかかりつけ医が在宅医療の対応が出来ない場合や、基幹病院等の医師が主治医であった場合に、代わりに在宅医療を行っていただける医師のことをいいます。
在宅協力医とは？
在宅患者さんを受け持っている在宅の主治医の先生が県外出張などで不在の際に、代わりに受け持ち患者さんの万一の場合の看取りや後方支援病院への救急搬送指示などを行っていただける医師のことをいいます。
後方支援病床とは？
在宅療養中に急に病状が悪くなった時や入院が必要となった時に、すぐに入院ベットを準備していただける病院のことをいいます。
在宅主治医選定の流れ
- 基幹病院の地域連携室などより、福井市医師会に対して在宅主治医紹介の依頼が入る。
- 登録医の中より、福井市医師会事務局がマッチングを行い、
在宅主治医を依頼する。※FAX用紙別添
- 依頼を受けた在宅主治医は、福井市医師会に可否を回答する。
- 依頼元の病院に対して在宅主治医決定の報告をする。
- 依頼元の病院と在宅主治医で在宅移行に向けての調整を行う。
在宅協力医選定の流れ
- 在宅患者さんを受け持っている会員医療機関より、福井市医師会に対して在宅協力医の依頼が入る。
- 登録医の中より、福井市医師会事務局がマッチングを行い、
在宅協力医を依頼する。※FAX用紙別添
- 依頼を受けた在宅協力医は、福井市医師会に可否を回答する。
- 依頼元の医療機関に対して、在宅協力医決定の報告をする。
- 依頼元の医療機関と在宅協力医で調整を行う。
※看取りのありそうな患者さんについては、在宅協力医の判断でなるべく前もって往診していただく。
後方支援病床選定の流れ
- 在宅患者さんを受け持っている会員医療機関より、それぞれの患者さんがご希望される後方支援病床協力可能医療機関に対して、後方支援病床依頼が入る。
- 依頼を受けた後方支援病床協力可能医療機関は、依頼元の在宅患者さんを受け持っている会員医療機関に対して、受入の可否を回答する。
- 依頼元の医療機関は、対象の在宅患者さんに対して緊急時に入院が必要となった際の対応について確認し、意思確認書を受入可能医療機関へ郵送する。
- 依頼元医療機関と受入可能医療機関でその後の調整を行う。
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